植毛生着率を高めるこだわり
植毛された毛はなぜ定着したりしなかったりするのか?
毛髪は毛根で作られて伸びています。その毛根は毛を伸ばすために多くの血管で覆われており、豊富な酸素と栄養が供給されています。

●植毛手術では、後頭部から元気な毛を抜き、生え際等に植えます。
この間抜き取られた毛髪は、血管から切り離されるので無酸素・無栄養状態になります。
無酸素・無栄養状態では細胞レベルでジワジワとダメージが蓄積し、長時間にわたれば毛根の細胞は死んでしまい、結果的にせっかく植えた毛も抜け落ちてその後生えません。
生着率は下がります。

「ハイポサーマソル」とは?
「ハイポサーマソル」とは体内環境に似せた組織保存液です。pHや浸透圧等を体内環境に合わせて作成されているため、毛髪が採取されてから再び植えこまれるまでの間この組織保存液に浸すことで、毛髪の細胞が生存しやすくなります。
また細胞ダメージを誘発するフリーラジカル等の有害物質から、毛髪の細胞を守ってくれます。
この結果、生着率が高まります。

「ATP」とは?
「ATP」とは毛髪の細胞にとってのいわば栄養です。血管から切り離された毛髪は無栄養状態になります。採取されてから再び植えこまれるまでの間細胞に栄養を届けることで、毛髪の細胞が生存しやすくなり生着率が高まります。

「ハイポサーマソル」と「ATP」が生着率を高めます
「ハイポサーマソル」と「ATP」の混合液を使用することで、抜いた毛髪の細胞へのダメージを軽減し、生着率が高まります。
このページは医療に関わる専門的な内容になっています。日本形成外科学会(JSPRS)専門医、日本美容外科学会(JSAPS)正会員を有するクラウンクリニックそのため、医師免許を持った加藤晴之輔院長をはじめ、医師陣が監修し制作しております。

記事総監修医師:加藤晴之輔
- <総院長略歴>
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- ・ 岐阜大学医学部卒
- ・ 東京大学大学院医学博士
- ・ 医療法人社団光美会 理事長
- ・ クラウンクリニック銀座院院長
- ・ 自治医科大学形成外科非常勤講師
- <代表的な資格>
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- ・ 日本形成外科学会専門医 専門医一覧
- ・ 日本美容外科学会正会員 名医を探そう
- ・ 国際美容外科学正会員 Find a surgeon
- ・ 日本再生医療学会会員
- ・ アメリカ形成外科学会正会員